夏のキャンプで皆さんはイエスさまを信じる決心をしました。キャンプでカウンセラーの先生方やお友だちとお話ししたり、祈り合って、皆さんの信仰は大きく成長したと思います。でもしばらくたつと次第にもとの自分に戻ってしまい、少しも変わっていないのではないかと思うかも知れません。でも一度イエスさまを信じたなら、その信仰はなくなることはありません。救われている証拠があります。イエスさまが罪深い女にどう接したかに注意しましょう。
I イエスさまは「あなたの罪は赦されています」と言いました。
この女の人はイエスさまを信じたのです。今までの罪を悔い改め、イエスさまを神の御子、救い主と信じたはずです。後になりますが、イエスさまはこの女の人のためにも十字架にかかって死んでくださったのです。イエスさまはこの女の人に、「あなたの罪は赦されています。・・・あなたの信仰が,あなたを救ったのです」と言いました(48,50節)。イエスさまがおっしゃっているから、そのま
ま受け入れてよいのです。あなたはイエスさまを信じていますか。そうならイエスさまは皆さんに対して同じことばを言ってくださいます。「あなたの罪は赦されています。・・・あなたの信仰が、あなたを救ったのです」と。信じる決心をしたとき、あなたの罪は赦されました。そして今も赦されています。だからあなたは救われている子どもなのです。
II あなたはイエスさまを愛しています。
この女の人はイエスさまを他の誰にもまけないくらい愛しました。それはこの人がイエスさまにした行いを見てわかります。女の人は泣きながら、イエスさまの御足を涙でぬらし、髪の毛でぬぐい、御足に口づけして、高価な石膏の壺から香油をぬりました(37-38)。髪の毛も香油も女の人にとって大切なものです。多くの罪が赦されたことの感謝の気持ちと、イエスさまへの愛のゆえに、髪の毛、涙、香油をささげたのでしょう。皆さんもイエスさまを愛して
いるはずです。それは毎週教会に来て、イエスさまのお話を聞くことを喜んでいること、イエスさまと父なる神さまだけを礼拝して、偶像を拝まないことでわかります。イエスさまを愛している人は、イエスさまを大切にしています。そして悪いことをしたとき、すぐにごめんなさいと言って、おわびします。また罪を犯したいと思いません。それが救われている証拠なのです。あなたは救われている子どもです。
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