2007年06月24日

「準備も大切な仕事」
ルカの福音書 22章1〜13節
 教会におけるさまざまな働き、奉仕の中にはいわば縁の下の力持ちということばに相当するような、人目につかない仕事があります。例えば礼拝のプログラムの中で皆の目に見えるような奉仕をする人の他に、陰で行う奉仕があります。会堂の掃除やお花の準備、コーヒータイムのための茶菓の準備、週報の作成など礼拝が始まるまでにすませておかなければならない奉仕です。このような奉仕をどのように考えたらよいのか、聖書から学びましょう。

. どんな奉仕も主から来ます。
 時は、過越の祭りである、種なしパンの祝いが近づきつつありました。一方ユダは主イエスをユダヤ人の指導者たちに引き渡す機会をねらっていました。主イエスは、それらすべてをご存じの上で弟子たちとともに過越の食事をするために、ペテロとヨハネをその準備に行かせました(8節)。彼らが「どこに準備しましょうか」と言うと、主は具体的に細かい指示を与えました(10-12節)。主の言われたとおりにすると、最終的に「席が整っている二階の広間」に通され、弟子たちは過越の食事の準備をしました(13節)。主イエスがしようとしておられることは弟子たちと一緒に過越の食事をすることでした。そのためには準備が必要です。しかし、主イエスがすでにその準備の大半を整えて下さっているのです。もちろん主イエスが直接準備するわけではありませんが、必要な人々を動かして、その手はずを整えてくださいます。今日でも同じです。教会でのさまざまな活動のために準備しなければなりませんが、皆が集まり、上からの知恵を求めつつ、準備をするとき、結局は主イエスが目指しておられる備えをすることになるのです。みこころを求めつつ、神の栄光のためを考えるからそうなるのです。

. どんな奉仕も主は用いてくださいます。
 主イエスは二人の弟子たちが用意した子羊やパン、ぶどう酒その他の材料を用いて、最後の晩餐である過越の食事をしました。食事が始まると、すでにそれを準備した弟子たちの姿は必要なく、主イエスと12弟子による過越の食事と今日の聖餐が静かに行われていきます。現在の教会の礼拝や聖餐式においてもさまざまな準備が必要ですが、それらの奉仕は陰に隠れたままで、主日の礼拝、聖餐式が行われていきます。主は私たちのさまざまな奉仕をすべてご存じで、主の栄光のためにそれらを用いてくださいます。このような教会の奉仕にとどまらず、私たちの回りにある会社や学校や家々の仕事も究極的には神と関わりがありますから、神から準備をするように示され、神のために仕事をすることになるのです。現在存在している組織はみな、神が立てたものですから、そこでの仕事は最終的に神と関わりがあるのです。次のみことばの通りです。「人はみな、上に立つ権威に従うべきです。神によらない権威はなく、存在している権威はすべて、神によって立てられたものです。」(ローマ13:1) 私たちのさまざまな奉仕や働きは、その準備においても表に現れた働きもともに主から出ているものであり、主のご栄光のためになくてはならないものなのです。「今日のみことば」参照。
  今泉キリスト福音教会 牧師:岡本 昭世 【説教インデックスへ
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